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夢がぬるぬる動く  2021 / 04 / 25 ( Sun )

こんばんは。ブログのタイトルって今までどうやってつけてたか割と本気で忘れたぽりです。

今日は最初から最後までウディタの新機能の話。

数日前、突如ウディタVer2.26に追加された新機能「動画再生」。その名の通り、動画ファイルを自由に再生できるようにする機能です。

今まで擬似的に動画を再生できるコモンイベントを公開していたぽりにとってはついにやってきてしまったXデーです。


……ということで、「ウディタで動画を再生する」ということに関しては誰よりも詳しいはずのぽりによるウディタで動画を再生させる方法とtipsを紹介していきたいと思います。


ちなみにここで紹介する内容はウディタVer2.26公開2日後にYoutube上で喋らせて頂いた内容にプラスアルファしたものとなります。基本的な内容は動画見ると早いと思います
ぽりの生声に抵抗ある方もいると思いますので、一応、動画を見ずとも理解できるように全部解説は行います。「続きを読む」をクリックするとYoutubeで話した内容とプラスアルファが見れます。



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1.ウディタで対応している動画ファイル形式
ウディタで動画再生機能が搭載されました。対応している形式は4つありますが、どのファイル形式でも使っていい、というワケではありません。それぞれのファイル形式には一長一短あります。ここではそれぞれのファイル形式を詳しく説明。

【1】AVI(拡張子.avi)
使いやすさ:★★☆☆☆ 環境依存度:★★★★★ ぽりおすすめ度:★☆☆☆☆
ぶっちゃけおススメしません。幅広いコーデックに対応していますが、それはすなわち高確率で環境依存トラブルになりうるという事を意味します。「AVIファイルの幅広いコーデック対応」のメリットデメリットをちゃんと理解している方以外は使用しないのが吉です。

【2】MPEG-1(拡張子.mpg)
使いやすさ:★★★★☆ 環境依存度:★★☆☆☆ ぽりおすすめ度:★★★☆☆
→昔ながらの動画ファイル形式です。いわゆるmp3もこのMPEG-1の仲間になります。昔からある形式だけあって大きな欠点はないのですが、わざわざこの動画形式を使う理由もほとんどありません。動画再生時間とか取得できないですし。

【3】Ogg Theora(拡張子.ogv)
使いやすさ:★★★☆☆ 環境依存度:★☆☆☆☆ ぽりおすすめ度:★★★★★
→個人的一番おススメです。OSの動画再生機能(WindowsならばWindowsMediaPlayer)を間借りして再生しているほかの動画形式と異なり、ウディタの根幹システムであるDXライブラリ自体にコーデック内蔵されています。これが何を意味するかと言えば、ウディタがDXライブラリを使用している限り必ずどの環境でも再生可能ということになります。
唯一の弱点としてはめちゃくちゃ対応ソフトが少ないこと。使いやすさ星5つにできない唯一にして最大の理由です。

【4】MP4(H.264)(拡張子.mp4)
使いやすさ:★★★★★ 環境依存度:★★★☆☆ ぽりおすすめ度:★★★★☆
→折衷案としておススメします。というより一番メジャーな動画形式である以上、ほとんどの方がこれを採用するのかな、と思います。
ウディタ上で対応していないデータ形式(H.265とか)もたくさんあるため、何も考えずに使っていい動画ファイル形式ではないのですが、それでも普通に使う分にはmp4で何も問題ないと考えます。

ちなみにうでぃとく上で「ウディタ上でmp4が再生できるのはWinows10だけ」と言いましたが、アレはぽりの勘違いでした。Win7とWin8.1もWindowsMediaPlayer最新版であればウディタ上で再生できるっぽいです。


2.ウディタで動画を再生するときのTips
ここからはぽりがウディタで動画再生機能で遊んでいるときに見つけた情報を箇条書きでまとめていきます。さっきの動画ファイル形式の話が一番書きたかったことなので、あとは肩の力を抜いたオマケです。


・同じ動画ファイルを2ピクチャで再生した場合
→2枚目のピクチャ表示時に同じ動画ファイルを使用している全てのピクチャが再生しなおしになります。1枚のピクチャに複数のキャラ画像を描いて「ピクチャ分割」で運用するテクニックがあると思いますが、動画においても「ピクチャ分割」がタイミング同期・ロード時間短縮として有用テクニックとなります。
→音量や再生位置等、「エフェクト」機能の設定は同じ動画ファイルであれば全ピクチャ共通となります。

・動画ファイルをBGMとして再生できる?
→動画再生機能で使用できる動画ファイルは「サウンド」でも再生可能です。ちゃんと再生位置も取得できるっぽい(ただしぽりの環境のみの可能性ありなので実用するのは注意必要かも)
→ちなみにBGMを動画ファイルとして再生することはできません。ちゃんと動画ファイルを準備して透明度255とか画面外表示とかを活用する必要あるっぽいです。
→うまく活用すると動画再生機能を「BGM・BGSに続く3レイヤ目のサウンド機能」として使うこともできるはず。

・上で「ogv動画が一番オススメ」って言ってたけどそんなファイル形式知らないぞ?
→実は今までの動画再生コモンの動画変換ツールの隠し機能として「ogv動画変換機能」を入れています。ウディタ界隈内である程度ogv動画の知見が揃うまではこのツール活用してね。


という感じ。まだまだ語り足りないですが、それだけこの機能はウディタでのゲーム制作のあり方を変える革命機能だと思います。いろいろ楽しく活用していきたいですね。
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プロフィール

HN:
ぽり0655
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/16
自己紹介:
主に日記を書きながら、たまにゲームを作ったり作らなかったり。

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