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背伸びした視点のブログ


思い出を想起する楽しみと勝手に思い出にしてしまうことへの恐怖  2022 / 04 / 09 ( Sat )

まずはこちらをご覧ください

ということで、今年のエイプリルフールは……
ちょっとまって!今更これやんの!?
いやあすいません。例年はエイプリルフール後のブログ更新は当日か翌日にやるんですが、今年はゲーム公開後にマジの燃え尽き症候群になってしまって。この文章書き上げるのに1週間かかってしまいました。
自分の体力を犠牲にして作ったのが「Senozon」と「令和最新版 音楽ゲーム」ってことだねー
まあSenozonは見てわかると思うけど、ECサイトの「Amazon」とそこでネタにされてる「怪しい日本語のアレ」が元ネタだね。
なんでそこをネタにしようと思ったの?
まず1つ目は、過去にSteamネタやっちゃったから、他に残ってるゲーム公開サイトと言ったら……っていう考えで決まったのがAmazonだったわけだね。
あと他に「令和最新版」ネタをやりたかったから、そこから逆算的に導いた……ってのもあるよ。
そんなに令和最新版ネタやりたかったの?なんで?
理由の1つ目は今年公開したゲームが純度100%のパクリゲーだからね。パチモノ感を出したかったってのが理由。
あー、公開後にTwitterとかで元ネタに気づいた方ちらほらいたねー
今回のゲーム音楽は全て鏡読みさんの楽曲を使わせていただいたので制作前に報告させていただいたんですが、サンプルを見せた瞬間に元ネタに気づいてくれて驚愕しました。
へー。
ということで、今年のエイプリルフール新作ゲーム「令和最新版 音楽ゲーム」の元ネタはフリーゲーム「ぱるメロ」と、アーケード・PSで発売された「パカパカパッション」が元ネタだね。元ネタっていうかほぼ100%のパクリだね。
再現度すごいね。ってかウディタで音ゲーとか作れるんだねー
うん。100%のパクリでありながら、リスペクトも100%だし技術力も100%で作ったつもり。ちゃんと元ネタと同様、各楽器はリアルタイムで演奏しています。
これは昨年夏に公開した「ウディタ新機能で楽曲演奏技術」の発展形だね。
へー、あの技術がこのゲームに使われてるんだー
「ウディタ新機能で楽曲演奏技術」の大まかな概要は「楽譜データをもとに楽曲を自動演奏」する技術だからね。
極端な話をしちゃえば、「自動演奏技術から一部パートをプレイヤーさんの手動演奏に切り替え」したものが今回のゲームというワケ。
うーん、分かったような、分からないような。
まあ、何となくすごい技術が使われてることは想像できると思うので、あまり深く考えず楽しんでいただければ、と思います。
ところで、さっき「パクリゲーであることが令和最新版ネタやりたかった理由の1つ目」って言ってたよね?他に理由あるの?
ええ。どうしても「今年」にこのネタをやりたかった理由があるのです。
実はこのゲームの元ネタとなったゲーム、昨年で新規プレイが事実上不可能になっちゃったんですよ。
へー?
「令和最新版 音楽ゲーム」の元ネタはさっき言った通り、フリーゲーム「ぱるメロ」と、アーケード・PSで発売された「パカパカパッション」。この内、「ぱるメロ」は動作環境がWindowsXP以前限定で、現在のWindowsでは起動できないんです。(非公式的にDLLを追加することで無理やり動かすことは可能)
少なくとも今から「ぱるメロ」ダウンロードしてすぐ遊びたい!というのは不可能なんだねー
もう1つの元ネタ、「パカパカパッション」ですが、アーケード版は1999年を最後に新作追加なし。PS版は初代Playstationでしか出ていないので今から入手することはかなり困難なわけですね。
熱心に探さないと難しそうだねー
一応、PS3/PSVita/PSPから初代PSゲームをダウンロード販売する「ゲームアーカイブス」っていうのがあって、最近まで購入自体は可能でした。
ただし昨年夏に「ゲームアーカイブス」サービス終了にともなって販売が終了してしまったんですよね。
つまり、このジャンルの音ゲーは2021年夏をもって完全にゲーム業界から消滅してしまった、という事なんですよ。
えーこせーすい。
ぽりさんも「ぱるメロ」はたくさんやってたし、PS版「パカパカパッション」もプレイしたことはあって、それなりに思い入れはあったからね。
平成で終わってしまったゲームをエイプリルフールの名を借りて令和に1日だけリブートしたかった、っていうのが「令和最新版ネタやりたかった理由の2つ目」というわけですね。
へー。なんか思った以上に深い理由があったんだね。
……
ん?
……本当はここまでの流れでネタのオチとして終わりにして、さっさとBlogに記事投稿するつもりだったんですが……
うん。
実は、エイプリルフールの直前にPlayStation向けの新サブスクリプションサービスが開始決定しまして、最新のPSで初代PSゲームのアーカイブスが遊べるようになるらしいんですよ。
えっ
アーカイブス対象のゲームが何かは公表されていないのでなんとも言えないのですが、「このジャンルの音ゲーは2021年夏をもって完全にゲーム業界から消滅してしまった」と断言できないかもしれないんですよね。ぽりもさっき初めて気づきました。
えー、じゃあぽりは1週間かけてオチが間違ってる文章を必死に書き上げてたって事なんだねー
ひえっ

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SEを奏でる  2021 / 07 / 20 ( Tue )

こんばんは。この時期は塩分タブレットが割とガチの生命線ぽりです。


1.今年もこの季節

やってきました。この季節。



今年もWOLF RPGエディターコンテスト、略してウディコンの季節がやってきました。今年もぽりはプレイ側です。もちろんレビューは公開予定なのでお楽しみに。

……ただし昨年ほどの文章量は期待しないでください。マジで歴代ぶっちぎり1位の文章量だった昨年が異常なだけだから。ほんとほんと。


はい。ウディコンの話終わり。実のところ、次のネタが今回の記事のメインです。



2.ウディタ新バージョンで対応した秘密の技術

界隈がウディコンで騒がしい中、ぽりは隠れて謎の技術を公開していました。

【ウディタ2.27】ウディタ新機能を使ってBGM・BGSを使用せずに音楽再生する技術、あの後も少しいじって更に性能を上げたので、前回の雑移植の謝罪も兼ねてリベンジしました pic.twitter.com/QwHdv1gOh2

— ぽり0655 (@pori0655) July 16, 2021

ウディタ最新版2.27に追加された新機能、「SEチャンネル」機能を活用したサンプルです。これを活用すると何が出来るかというと、動画の通りSEだけで音楽再生が出来るようになります。もちろんそれだけでも楽しめそうな機能ですが、一番の特徴は「楽譜データによるリアルタイム演奏なので、曲にリアルタイムでエフェクトを付けられる」こと。「ダンジョンの下の階層へ行けば行くほど音程とテンポが下がっていく」のような技術にも発展できる、応用のしがいがあるテクニックです。

このプログラムは様々な事情により公開する予定がないため、この記事で「どのようにSEチャンネルを使用して音楽再生を実装したか」を説明しようと思います。長くなりそうなので詳細は「続きを読む」から。

あ、そうだ。今回の記事はウディタの技術の他に小学校レベルの音楽技術も必要となります。音楽の教科書片手にこの記事を読んでみてください。


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夢がぬるぬる動く  2021 / 04 / 25 ( Sun )

こんばんは。ブログのタイトルって今までどうやってつけてたか割と本気で忘れたぽりです。

今日は最初から最後までウディタの新機能の話。

数日前、突如ウディタVer2.26に追加された新機能「動画再生」。その名の通り、動画ファイルを自由に再生できるようにする機能です。

今まで擬似的に動画を再生できるコモンイベントを公開していたぽりにとってはついにやってきてしまったXデーです。


……ということで、「ウディタで動画を再生する」ということに関しては誰よりも詳しいはずのぽりによるウディタで動画を再生させる方法とtipsを紹介していきたいと思います。


ちなみにここで紹介する内容はウディタVer2.26公開2日後にYoutube上で喋らせて頂いた内容にプラスアルファしたものとなります。基本的な内容は動画見ると早いと思います
ぽりの生声に抵抗ある方もいると思いますので、一応、動画を見ずとも理解できるように全部解説は行います。「続きを読む」をクリックするとYoutubeで話した内容とプラスアルファが見れます。

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あなたじゃ離れられない かもね  2021 / 04 / 04 ( Sun )

まずはこちらをご覧ください

ゆり子げきおこ!!
いきなり何言ってんの!?
今年のエイプリルフールでスコアが低かったときのコメントです。
ゆり子って誰?
ソーシャルディスタンスをテーマにしたゲームに出てくるゆり子なんて一人しかいないじゃないですか。
……都知事?
はい。
ついに実在の人物ネタにするようになった!
別に馬鹿にしてるわけではないですしいいと思いますけどね。
話を戻すと、今年のエイプリルフールは「ソーシャルディスタンス」がテーマってことね。
まあコロナってネタにしづらいところあるけど、1年以上たったら流石に無視するわけにもいかないからね。
それで作ったのが今年の「全国統一 ソーシャルディスタンス試験」ってことか。
そうですそうです。
……ところでさ、何でゲーム作ったの?
えっ!?ダメでしたか!?
だって昨年のブログで「平日のエイプリルフールは見てもらえない」って言ってたじゃん。
それはそうなんですが……。ただあの発言の真意は「平日エイプリルフールだったら何もしない」じゃなくて、「時間かけて手の込んだものを作っても平日じゃあ見てもらえないよね」なのです。
別にゲーム作らないわけじゃない、って言いたいのね。
はい。ということで、平日エイプリルフールという状況と、大多数が社会人となった今のウディタ界隈へのちょうどいい付き合い方を模索した結果が今年の「ソーシャルディスタンス試験」ってワケなんですね。
このゲームはどのぐらいの時間で作ったの?
作ろうと決めたのは2週間前の月曜日です。
おぉ、短い!
2週間で作っただけあって、ちょっと自分としては完璧に仕上げることが出来なかった後悔はあるのですが、それもそれでいい経験かなあ、と。
後悔?なんかあったの?
ゲーム終了後のコメントは24パターンあるのですが、スコアが高いときの褒めコメントが6パターンしか準備できなかったことですね。
スコアが低かったときのコメントのほうが多いってこと?
ええ。基本的にプレイヤーさんはどんどん上手になっていくわけですから、スコアが低いときのコメントよりスコアが高いときのコメントのほうが見る頻度が高いわけです。本当は褒めコメントの量を増やすべきでした。
確かに言われてみればそうだね。最初の「ゆり子げきおこ」もスコア低いときのコメントだっけ?
……ということでここで登場頻度の低い低スコアコメントを掲載してオチとしましょう。これを読んでください(ぺらっ)
台本?
このコメントは私よりあなたの顔で読んだほうが映えるので。
どういうこと?まあ読むけど。
お願いします。



近っけえ 近っけえ ちっけえわ!(スコア351~500時に出てくるレアコメント)
あなたが思うより三密です。それではさようなら。

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ウディコンの終わりを数字でみる  2020 / 08 / 29 ( Sat )

こんばんは。タブレットPCは無事Kindle専用機になりましたぽりです。

ウディコンの結果発表の話。



ウディコンの結果発表が公開されましたね。まあこの記事書いてる時点ではまだランキングカウントダウンの途中なんですが。

ウディコンといえば毎年恒例のぽり視点レビューも公開しました。

第12回 WOLF RPGエディターコンテストぽり視点レビュー

今年はレビューの文章量もかなり多めです。一番文章量が多かった一昨年のレビューより更に文章量3割増しとなっています。何故かよくわからないですが今年はいっぱいウディコンゲームやる時間があったので文章量多くなってしまいました。察せ。


……ですが、そういう事情を抜きにしても今年のウディコンの一番の特徴は「レビューの文章量が多いこと」です。どういう意味かは今から説明しますね。


今年のウディコンレビューは文章量が歴代1位であることは先程書いたとおり。プレイしたゲームの数も「全レビュー」しなくなってからは歴代1位です。ですが、これはぽりの個人的な事情(今年は例年より時間があった)みたいなものも含まれるのであまり指標にはなりません。


ですが、これらの他にも1つの興味深い歴代1位を更新しています。それは「1作品あたりのレビュー文章量」です。




つまり、今年は仮にプレイしたゲーム数が例年通りだったとしても文章量歴代1位だったであろう年なのです。
つまり、それほど語りたい内容が1つ1つのゲームに関して大量にあったということ。今年は濃密なウディコンだったという他ならぬ証拠です。




……ということで簡単に今年のウディコンレビューの総評です。今年はプレイ側としても心に残る年だったと思います。





……はい頑張って作者側になれるようにちゃんと作っていきます。作ってますって。ええ。

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プロフィール

HN:
ぽり0655
年齢:
36
性別:
男性
誕生日:
1989/04/16
自己紹介:
主に日記を書きながら、たまにゲームを作ったり作らなかったり。

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