こんばんは。
今日は最初から最後までウディタ2.20の話。
ということで、約3年ぶりのウディタ最新版、2.20のベータ版が公開されています。この最新版、かなり大きいアップデートなのでいろんな作者さんへの影響が出ています。ぽりももちろん例外じゃないワケで。
1.おーぐぷれーやー2.20
ウディタ・ツクール用OGG/MIDIプレーヤーの「おーぐぷれーやー」を最新Ver4.00へ更新しました。「
ウディタ2.20の仕様でOGG再生する」モードの追加です。
おーぐぷれーやーVer4.00
もしOGGのループ機能を使ったことのある方なら、今回のおーぐぷれーやーの更新に疑問を持つかもしれません。
というのは、ウディタ2.20の更新内容は
「OGGの再生仕様をツクールに合わせた」というものだからです。「
既にツクール仕様で再生するモードがある『おーぐぷれーやー』が何故対応する必要があるのか?」と感じる人がいるはずです。
答えを言いますと、
正直どっちも一緒です。ただし、
ループ情報データを探し出す方法がちょっとだけ違います。
ツクールモードのときは、ぽりオリジナルの「OGG内の文字データ取得機能」でループタグを探します。
ちゃんと正しくお行儀よくループ情報データがOGG内に埋め込まれている場合、ウディタモードのときよりも素早く、高精度にループ情報データを見つけ出すことが出来ます。
いっぽう、ウディタモードの場合、
過去のWOLFさんの発言を元にループ情報取得アルゴリズムを再現して実装しています。こっちの特徴は、
多少お行儀の良くないデータの入れ方であっても、無理やり情報データを発掘することができます。その代わり、
条件によっては正しくループ情報を見つけ出せなくなる欠点も持っています。
ということで、今回のバージョンは「ウディタ再現率100%」をゴールに据えたアップデートです。もし「ウディタと再生のされ方が違う」のような情報をお持ちでしたら、ぽりに教えていただけると
嬉しさでぽりがちょっと浮きます。
2.コモンイベント2.20
ウディタ2.20のもう一つ大きな更新、それは
16:9画面対応です。そしてこれがぽりにとって一番厄介です。
何故なら、ぽりの作ったツール・コモンイベント素材は
ほぼ全てが640x480で動作させること前提の作りだからです。ウディタ2.20でも、
640x480で開発するならば今までの素材はそのまま使用可能だと思いますが、ソレ以外の画面サイズには対応していません。
そのため、これから順次2.20の画面サイズに対応したツール・コモンのバージョンアップを行っていこうと思います。一応
2.10以前のバージョンでも動作するようにバージョンアップしようと思うので、無理に2.20に更新せずに自分のタイミングで導入してみてください。
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